千代田区(ちよだく)は、東京都の特別区の一つ。1947年(昭和22年)3月15日に麹町区と神田区が合併して誕生した[1]。その際、江戸城の別名である「千代田城」に因んで「千代田区」となった。
東京の都心を構成する区の一つで、東京23区のほぼ中央に位置する[1]。区の中央に皇居があり、区全体の約15%を皇居の緑地が占める。区域は、「江戸城」の外濠の内側部分とほぼ一致しており、外郭を含めた城址に当たる場所である[2]。
西部は武蔵野台地の東端に当たる麹町台や駿河台といった台地で、東部は沖積平野である。北部に神田川が東に向かって流れ、日本橋川が三崎橋付近から分かれて流れている[2]。
千代田区は、徳川幕府の本拠地として政治の中心となり[2]、明治維新後も新政府が大名屋敷跡に官庁街を開設して首都機能を置いて「東京」の中心地としており[3]、日本の政治の中心が引き続き置かれることになった[2]。
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